先日、ご縁があってドアフックの監修のお仕事をさせていただきました。
改めてドアフックとじっくり向き合ってみたら、その魅力の多さに新たな発見がありました。
この記事では、ドアフックのメリット・デメリットや活用実例をご紹介します。
スッキリした暮らしの実現にドアフックを取り入れよう
スッキリした暮らしを実現するためには、「使ったら元に戻す」が大原則です。しかし、「元に戻すことが億劫で、すぐに部屋が散らかってしまう」という方も多いのではないでしょうか。
ほとんどの場合、収納場所を動線上（人が通る道）に作ることで解決できます。
そこで、おすすめなのがドアフックです。様々な扉に設置できるため、誰でも簡単に動線上に”吊るす収納”を作ることができます。
きちんとラバーが施されたているドアフックを選べば、扉を開閉した際にガタつくことがなく、壁やドアを傷つけません。賃貸はもちろん、大切な持ち家にも取り入れやすいアイテムだといえます。
活用次第で、精神的・時間的・衛生的に暮らしを向上させることができる優れものです。
ドアフックのメリット・デメリット
そもそも、収納方法には次の３種類があります。
- 置く方法
- 入れる方法
- 吊り下げる方法 ⇐ドアフックはここ
「吊り下げる方法」の収納全般に共通するメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
出し入れするアクション数が少なく動作が容易な点が特徴です。
使用頻度の高い道具やハンガー掛けにする衣類などを収納するときに向いています。
壁面を使っているため、場所を取らずに収納できるのもメリットです。
また、吊り下げているため、掃除機がけ等の床掃除を楽になります。
デメリット
室内で吊り下げる際には、見た目に注意をはらう必要があります。
また、吊り下げているものにホコリがつきやすく、見栄えの面でもインテリアへの影響があるでしょう。
ドアフックを取り入れる際には、吊り下げる場所とモノの数・素材等を厳選して、部屋の調和を乱さないように心がけると良いです。
ドアフック活用の実例
様々なシーンにあわせてドアフック活用の実例をご紹介します。
仕事で疲れて帰ってきた日に
仕事で疲れて帰って来た日は、上着やカバンをソファに置きっぱなしにしてしまいがち。
翌朝、脱ぎ散らかしたままの服を見て、げんなりしたことはありませんか？
ドアフックがあれば、部屋に入る際にポンとかけるだけで、簡単にキレイな部屋を保つことができます。
使うときも手間いらず。外出する時に必ず通る扉にかけておけば、クローゼットまで取りに行ったり、しまったりする必要がなくなるため、時短にもなります。
忙しい朝の身支度に
何かと忙しい朝の準備。身支度を気分良くスムーズにすませる方法があります。それは、「毎日、クローゼットに翌朝着ていく服をかけておくこと」です。
ドアフックがあれば、洋ダンスやクローゼットの扉に簡単に服をかけられます。スタイリストになったつもりで、ハンガーに一式かけておきましょう。
自分のお気に入りの服を飾っておくだけで、気分が上がります。もちろん、朝になってから服を選ぶ必要もなくなるため、時短になります。
脱衣所を快適に
お風呂の扉にドアフックをかければ、脱衣所を清潔に保つことができます。
例えば、バスマット。濡れた状態で床に置きっぱなしにしていると非常に不衛生です。掃除機をかけるときも邪魔になりがち。今では、新築時にお風呂の扉にタオルかけを取り付ける方が増えています。しかし、賃貸はもちろん、タオルかけを後付けするのはなかなか難しいもの。
ドアフックがあれば、使い終わったバスマットをお風呂の扉にかけておけるので、乾かしながら省スペース化できます。同様にバスタオルをかける使い方も良いでしょう。
トイレを自分好みの空間に
芳香剤が苦手な方は、ドライフラワーで作るオリジナルのルームフレグランスをおすすめします。
ドライフラワーにお気に入りのアロマオイルを染み込ませたら、密閉して一晩寝かせるだけ。
トイレの扉にドアフックをかけて、ドライフラワーを吊るせば、見た目も香りも自分好みの空間が作れます。
雨の日の一時干しに
靴箱の扉につければ、濡れた傘やレインコート（子ども用）をかけておくことができます。
特に、レインコート使用時は重宝します。大抵の場合、どの家庭にも傘立てはありますが、レインコートをかける場所は定まっていません。帰宅してから、途方にくれ、とりあえず家に持ち込んでみたら床が濡れてしまった・・・という事態を防ぐことができるでしょう。
子どもの自立に
背の低い扉があるなら、子どものリュックかけになります。（もちろん、ランドセルにも◎）
実は、子ども専用のリュックをかける場所を作るだけで、３歳の子でも自分でリュックを元の場所（リュックかけ）に戻せるようになるのです。ぜひお試しください。
まとめ
暮らしをスッキリさせるために、ドアフックはとても使い勝手のよいツールです。
ポイントは、動線上（人が通る道）に設置するということ。
メリットは、使用時・収納時のアクション数が少なく、床掃除も楽になる点だといえます。
老若男女問わず活用シーンが挙げられる優れものです。
この記事を参考に、あなたの暮らしにもドアフックを取り入れてみてはいかがでしょうか。
▼オンライン上で整理収納サービス提供中！
初心者向け★整理収納２週間相談し放題！ご対応します 捨てられなくても、スッキリした暮らしは手に入れられます！
コメント